手料理

お昼休み、
私はだいたい家に帰って食事をする。

近頃は長男が昼間居ることが多く
昼食を考えるのも一苦労である。

そんななか、
今日のお昼休みのことだった。

２時間近く時間があったので
【親子丼】でもしようと
勇んで帰ってきた。

「親子丼食べる？」
と聞く私に
「いや！レトルトカレーでいいよ」


なに～～～～


元々、食に対して欲のない長男。
食べる時間があるなら
寝ていたい　と言うタイプである。

それだもの・・・
『骨皮　筋衛門』と言われるさ
ガリガリで、手や足は栄養失調みたいである。
わが子とは思えないほどの細身。

因みに次男は、何でもよく食べる
健康優良児である。
（巷では、バスケット体型ではないとの噂が・・・）

足して２で割ると・・などと
思わないではないが、
それも、個性の一つなのだろう・・・

それにしても
長男の好き嫌いには困ったもので、
親の手料理の有難味なんぞ
ほんの少しも分かってないようである。

一時、親元を離れ
都会で独り暮らしをしていたのに、
あの時の教訓とやらは
無いに等しいとみえる。

まったく
可愛気のない・・・
でも
憎めない長男である。

ガンの臭いを嗅ぎ分ける犬

昨日、テレビですごい犬を紹介していた。
それは、ガンの臭いをかぎ分けると言う犬。

私が無知なのか、
ガンには臭いがあるという。
胃ガン・乳ガン・すい臓ガン
膀胱ガン・大腸ガン・子宮ガン・・
それらには、それぞれ臭いがあるらしいのだ．
患者さんの吐く息で、
その人が何のガンに侵されているのか
その犬には嗅ぎ分ける事が出来るらしい。

日本ではその１頭だけのような話だったが、
まだ、他にも訓練中の犬はいるようだった。

外国では、早くからそんな犬を育て
病院との連携で
ガンの早期発見に役立ててるとの事。

でも、日本ではなかなか、
病院の協力も思うように得られず
訓練そのものに苦労しているらしい。

なにせ、ガン患者さんの息のサンプルが
手に入らないことには
訓練が出来ないからである。

息だけではなく、その人が発する体臭でも
分かることがあるらしい。


それにしても、
犬の嗅覚や、才能とやらは、
人間が思っている以上かもしれない。


こんなに人間の役に立ってる犬たち。
盲導犬・聴導犬・介護犬・他にも
警察犬や、麻薬捜査犬・災害救助犬・・
日本に１頭だけの
水難救助犬とやらもいるらしい。
セラピードッグと言うのも話題である。



しかし、
そんな技術はなくても
毎日の生活で
人間を癒してくれている犬たち。

本当に有難い。

これから、もっともっと
医学の世界にも介入してくるであろう犬たちを
温かく見守り、
応援し協力していきたいものである。

チューペット

我が家にはいつもチューペットなるものが
冷凍庫を占領している。

次男は言う。
「どれだけのチューペットを入れてたら
気が済むのかなぁ？」と。

だって、冷たいものが欲しい時に
すぐ食べられないのは寂しいやん。

それに
アイスクリームを常備してたんじゃ
お金がもちません

なにより、自分たちが１番食べてるくせして・・・。

昨夜、長男がこんな事を私に聞いてきた。

「お母さん、チューペット食べる？」

「食べる！食べる！」

「じゃあ、赤・黄色・ピンク・緑、どれがいい？」

「どれでもいいから、ちょーだいよ」

「とにかく、今食べたい色を言ってよ」

「う～ん・・・緑だな」

その瞬間、長男が後ろに隠していたチューペットを
「ヨッシャー！」
と高々と上げてみせた。

紛れもなく、緑色のチューペットだった。

自分と同じ色を選んだのが嬉しかったのか、
母が選ぶであろう色の予想が的中し嬉しかったのか、
無邪気に喜んで、
ポキっと二つに折って渡してくれたのが
とても印象的だった。


これが我が家の２３歳の長男である。

目薬？？？

昨夜、早めに寝ていた私を
一本の電話が起こしてくれた
遠くで暮らす母親である。

テーブルの上に置いてあった市販の目薬を
一滴落としたら
目が焼けるように痛くて
開けられなくなった　と言う。

救急当番医を探して行くべきか　と
相談してきたのだった。

眼科の救急当番医なんてないだろうし
翌日１番で病院に行くように勧めた。
熱をもってる　と言うので
冷たいタオルで冷やしておくように
指示して　一応電話を切った。

今朝、心配だったので、電話をしたら・・・
昨夜、寝ずに考えたらしい。

何故、あんなところに目薬があったのか。
今まで市販の目薬を使っても
こんなことにはなった事がないのに
今日に限って、なぜ・・・。

色んな事が頭に浮かぶうち
あることを思い出した。

以前、海外旅行に行く際、
メガネの洗浄のために
目薬の空容器に台所洗剤を詰めて
持って行った事があった。

もしや・・・と思い、確認の為、
その目薬を２～３滴手のひらに落とし
水を加えて混ぜてみた・・・

案の定、泡がたってきたわ　　との事。

いやはや、お騒がせな母親の騒動だった

診察結果はと言うと、
角膜に大きな傷がついているものの
視力には異常がなかったらしく、幸いであった。


愛する７１歳の母親の、
おとぼけな騒動だった。

カンニング

次男の学校で、中間試験の最中
カンニングをした生徒がいるんだって。

同じ部活の後輩だったらしく
練習も中止になっている。

そういえば・・・私も昔、中学１年の時
集団カンニングをしたっけなぁ。

しかも、言い出しッペ
この私が計画をして、
クラスの半分くらいの子たちに
指示したのを思い出してしまった。

試験中に、カンニングペーパーを
回していくのだけれど、
ドンくさい子がいて、
見つかってしまったんだよね。

もちろん、集団で叱られたんだけど・・・
卒業後数年して、母に聞いたところによると
その集団の父兄たちも職員室に呼ばれ
こっぴどく説教されたらしい。
あちゃ～っ

そんなことを思い出してたら
我が息子たちより
ハチャメチャだった気がするんだよね。

小学生の時はいじめっ子だったし、
中学の１年までは、
本当にオテンバでどうしようもない子だったはず。
だって、
中１の担任の先生の口癖は
「また、お前か～」だったもの。

アハハハ・・・

もう、笑うしかないっしょ