巣立つ直前・・そう長くは一緒に暮らせない息子たちとの、会話中心の日記です。
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次男の推薦入試の日取りが決まった。
推薦がつく事がわかったら、
もうバタバタと飛行機やホテルの予約に奔走させられた。
12月12日(火曜日)
東京での試験である。
朝9時からの試験のため
前日から行ってホテルに一泊である。
冬の北海道は天候に依って、飛行機の欠航が相次いだりする。
昨日も、午前中の10時頃までは、雪もなく冬はまだ先の事の様な気がしていた。
なのに、正午には一面の銀世界である。
高速道路の通行止めや、飛行機の欠航を知らせるニュース速報が
幾度となくテレビ画面を流れていた。
フト考えたのは、次男の受験日前後だけは
穏やかな天候であって欲しいと言うことだった。
推薦入試と言っても、全国で30名しか合格しない難関な学部(学科)である。
先生方は学科変更を求めて、合格させようとしたが、
次男の、数年前からの希望は変更出来るはずもなく
当初の予定通りの学部(学科)受験が決まった。
本人の後悔のない様にさせてやりたかった。
【合格】と言う朗報を私も次男も望んではいるが、
まずは、受験することに意義あり!
だから、
穏やかな天候の中、東京に送り出してやりたい。
すべての環境が整った状態で、受験出来る事を祈っている。
この事が決まって、私の気が緩んだのか、
風邪をひいて寝込んでいる情けない母親である。
因みにこの風邪は次男にうつされたものであることを記しておこう。
推薦がつく事がわかったら、
もうバタバタと飛行機やホテルの予約に奔走させられた。
12月12日(火曜日)
東京での試験である。
朝9時からの試験のため
前日から行ってホテルに一泊である。
冬の北海道は天候に依って、飛行機の欠航が相次いだりする。
昨日も、午前中の10時頃までは、雪もなく冬はまだ先の事の様な気がしていた。
なのに、正午には一面の銀世界である。
高速道路の通行止めや、飛行機の欠航を知らせるニュース速報が
幾度となくテレビ画面を流れていた。
フト考えたのは、次男の受験日前後だけは
穏やかな天候であって欲しいと言うことだった。
推薦入試と言っても、全国で30名しか合格しない難関な学部(学科)である。
先生方は学科変更を求めて、合格させようとしたが、
次男の、数年前からの希望は変更出来るはずもなく
当初の予定通りの学部(学科)受験が決まった。
本人の後悔のない様にさせてやりたかった。
【合格】と言う朗報を私も次男も望んではいるが、
まずは、受験することに意義あり!
だから、
穏やかな天候の中、東京に送り出してやりたい。
すべての環境が整った状態で、受験出来る事を祈っている。
この事が決まって、私の気が緩んだのか、
風邪をひいて寝込んでいる情けない母親である。
因みにこの風邪は次男にうつされたものであることを記しておこう。
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今日 お客様と雑談中にこんな話を聞いた。
大学受験の男の子がいる と言う私にそのお客様は言った。
『うちの娘も東京の私立大学に行かせたけど、仕送りも含めたら4年間で1500万円かかりましたよ!』
さらに
『うちは娘だから、嫁にやったらそれでパーッでした。』
泣きそうになってる自分がいた。
親の甲斐性なさが原因で大学受験を諦めようとしてる次男。
とにかくギリギリまで考えよう と言った母親の私であるが、
自分の言葉を後悔した。
1500万円なんて到底出せやしない。
どうしたらいいんだろうか。
実は、次男の大学進学は私の夢でもあった。
大学に行く予定だったのだが、就職試験に合格した私は、
そちらの道を選んだのだ。
当時行きたかった所。
そこに次男は行きたがってるのだ。
そう、私が希望してたのと同じ大学の同じ学部。
自分が行けなかった分、次男には思い切りキャンパスライフを満喫してもらいたい。
しかし、それには肝心のお金がない!
どうしたらいいのだろう。
もっと、子供と話し合い、いい方法を探してみよう。
1500万‥
何度聞いても途方に暮れる数字である。
大学受験の男の子がいる と言う私にそのお客様は言った。
『うちの娘も東京の私立大学に行かせたけど、仕送りも含めたら4年間で1500万円かかりましたよ!』
さらに
『うちは娘だから、嫁にやったらそれでパーッでした。』
泣きそうになってる自分がいた。
親の甲斐性なさが原因で大学受験を諦めようとしてる次男。
とにかくギリギリまで考えよう と言った母親の私であるが、
自分の言葉を後悔した。
1500万円なんて到底出せやしない。
どうしたらいいんだろうか。
実は、次男の大学進学は私の夢でもあった。
大学に行く予定だったのだが、就職試験に合格した私は、
そちらの道を選んだのだ。
当時行きたかった所。
そこに次男は行きたがってるのだ。
そう、私が希望してたのと同じ大学の同じ学部。
自分が行けなかった分、次男には思い切りキャンパスライフを満喫してもらいたい。
しかし、それには肝心のお金がない!
どうしたらいいのだろう。
もっと、子供と話し合い、いい方法を探してみよう。
1500万‥
何度聞いても途方に暮れる数字である。
最近、長男はブログを始めた。
人に勧められての事だったんだが、
私にも「読んでくれ」と言うので、
1、2回だが読んでみた。
いやぁ、これが、親の口から言うのも何なんだが、
的を得た文章と、ユーモアセンス‥
歌唱力に続いて、また長男に敗北した自分を感じた。
大きく成長したもんだなぁ~と嬉しい反面、
そうやってどんどん越されて行く寂しさ‥
自分の老いや限界を感じて虚しくなる時もある。
そんな矢先の今日、久々に長男のブログを開いた。
目が止まったのはプロフィール欄だった。
【僕は、いつも明るく、案外、人とうまく接して行ける方。
‥と言うより、長い時間かかって、そうなったって感じ。
昔はイジメラレっ子だった。
そこから脱するには、誰とでも話しが出来なければならなかった。
そのお陰で、今はこんなに明るく、誰とでも話が出来、接客業が出来るまでになったのだ】
みたいに書いてあった。
知らなかった‥。
20歳であの子を生み、恥ずかしくない子に育てる為に、
それはそれは厳しく躾をしてきた。
引越ばかりの生活に、母親である私自身の精神の均衡を保つのが本当に精一杯だったから、
あの子の転校での苦しみを感じてあげられなかったみたいだ。
イジメられてた‥
今、こうしてイジメで自殺する子供達が多い中、
良く、我が子は生きていてくれた。
そして、強く生きて行くための知恵を絞り
今まで頑張ってきたんだなぁ と思った。
仕事はしているが、生活面ではまだまだ親のスネをかじってる我が子に
初めて本気で
【ごめんね】と詫びた。
‥と言っても、本人には言ってないのだが。
今、こうしている時間にも 命を絶とうとしている子供達に
こんな親の気持ちを知ってもらいたい。
いくつになっても、我が子は我が子。
守るのは、親である自分たちしかいないと
心からそう思っている。
そう、私がその責任を感じたのは、出産の翌日だったかな。
おっぱいに吸いつく我が子を見て
『この子にはもう、私しかいないんだ』と強く思った。
だから‥
だから‥‥
生きていて欲しい。
我が子も含めて、
強く逞しく、そして賢く、
だけど、慌てずのんびりと、
生きて行ってほしい。
人に勧められての事だったんだが、
私にも「読んでくれ」と言うので、
1、2回だが読んでみた。
いやぁ、これが、親の口から言うのも何なんだが、
的を得た文章と、ユーモアセンス‥
歌唱力に続いて、また長男に敗北した自分を感じた。
大きく成長したもんだなぁ~と嬉しい反面、
そうやってどんどん越されて行く寂しさ‥
自分の老いや限界を感じて虚しくなる時もある。
そんな矢先の今日、久々に長男のブログを開いた。
目が止まったのはプロフィール欄だった。
【僕は、いつも明るく、案外、人とうまく接して行ける方。
‥と言うより、長い時間かかって、そうなったって感じ。
昔はイジメラレっ子だった。
そこから脱するには、誰とでも話しが出来なければならなかった。
そのお陰で、今はこんなに明るく、誰とでも話が出来、接客業が出来るまでになったのだ】
みたいに書いてあった。
知らなかった‥。
20歳であの子を生み、恥ずかしくない子に育てる為に、
それはそれは厳しく躾をしてきた。
引越ばかりの生活に、母親である私自身の精神の均衡を保つのが本当に精一杯だったから、
あの子の転校での苦しみを感じてあげられなかったみたいだ。
イジメられてた‥
今、こうしてイジメで自殺する子供達が多い中、
良く、我が子は生きていてくれた。
そして、強く生きて行くための知恵を絞り
今まで頑張ってきたんだなぁ と思った。
仕事はしているが、生活面ではまだまだ親のスネをかじってる我が子に
初めて本気で
【ごめんね】と詫びた。
‥と言っても、本人には言ってないのだが。
今、こうしている時間にも 命を絶とうとしている子供達に
こんな親の気持ちを知ってもらいたい。
いくつになっても、我が子は我が子。
守るのは、親である自分たちしかいないと
心からそう思っている。
そう、私がその責任を感じたのは、出産の翌日だったかな。
おっぱいに吸いつく我が子を見て
『この子にはもう、私しかいないんだ』と強く思った。
だから‥
だから‥‥
生きていて欲しい。
我が子も含めて、
強く逞しく、そして賢く、
だけど、慌てずのんびりと、
生きて行ってほしい。
次男である。
大学受験をしない と言い出した。
行きたい私立の大学があるのだが
親にお金を使わせたくないと言う。
こう書くと なんと親思いの優しい子なんだろう と
思われるだろうが、実際はどーも違うみたいだ。
この時期になって、受験勉強がイヤになってきたな‥
そう感じた私は次男を直撃することにした。
『お金が無いから私立大学なんて行かされない』と言った父親と
『お金がない!』を口癖のように言ってる母親の私。
次男の大学進学を反対していた主人に内緒で
次男をけしかけて大学受験をするように仕向けたのは私。
しかし、反対している主人の事‥
入学金その他の諸費用を出してくれない可能性がある。
それで今年の春から必死に貯金をしていた私は、
確かに『お金がない』を繰り返していた。
もともとお金に無頓着で、欲もなかった私は
それまで『お金がない』なんて、子供の前で言った事がなかったのだ。
次男はそれを真に受けて、大学進学を諦めると言う。
「なぜ大学進学止めるの?」
「家にお金がないから‥」
「確かにお金は余ってるわけではないけど、
大学には行っていいよと言い続けてきたのに‥」
「それなら僕の前でお金がないとか言わないでよ!」
《ホラ今がチャンス‥》
「それだけが理由?
違うんじゃないの?
推薦をつけてもらうには少し点数が足りないからじゃない?」
「‥‥」
《それ見ろ!
答えられないだろう。》
「ここに来て、努力するのがイヤになったんじゃない?」
やっと開いた次男の口から出たのは
「それもある‥」
情けない‥
この子は長男と違って、
しっかりとした夢を持って頑張れる子だと信じていた。
3年前、学費が高いと言う理由で主人が反対した私立高校への進学も
「大学まで行きたいんだ」と言う次男と私とで決めた高校だった。
私立大学の付属高校だったので、大学にも進み易いだろうとの理由で。
お金がない と言い過ぎた私にも反省すべきところはあるが、
頑張る気を失った次男に
私は幻滅した。
もう夏頃から、キラキラした目で夢を語らなくなった次男。
夢を潰してしまった私たち親に全ての責任があると
後悔せずにいられない。
また再度の心変わりを期待している。
大学受験をしない と言い出した。
行きたい私立の大学があるのだが
親にお金を使わせたくないと言う。
こう書くと なんと親思いの優しい子なんだろう と
思われるだろうが、実際はどーも違うみたいだ。
この時期になって、受験勉強がイヤになってきたな‥
そう感じた私は次男を直撃することにした。
『お金が無いから私立大学なんて行かされない』と言った父親と
『お金がない!』を口癖のように言ってる母親の私。
次男の大学進学を反対していた主人に内緒で
次男をけしかけて大学受験をするように仕向けたのは私。
しかし、反対している主人の事‥
入学金その他の諸費用を出してくれない可能性がある。
それで今年の春から必死に貯金をしていた私は、
確かに『お金がない』を繰り返していた。
もともとお金に無頓着で、欲もなかった私は
それまで『お金がない』なんて、子供の前で言った事がなかったのだ。
次男はそれを真に受けて、大学進学を諦めると言う。
「なぜ大学進学止めるの?」
「家にお金がないから‥」
「確かにお金は余ってるわけではないけど、
大学には行っていいよと言い続けてきたのに‥」
「それなら僕の前でお金がないとか言わないでよ!」
《ホラ今がチャンス‥》
「それだけが理由?
違うんじゃないの?
推薦をつけてもらうには少し点数が足りないからじゃない?」
「‥‥」
《それ見ろ!
答えられないだろう。》
「ここに来て、努力するのがイヤになったんじゃない?」
やっと開いた次男の口から出たのは
「それもある‥」
情けない‥
この子は長男と違って、
しっかりとした夢を持って頑張れる子だと信じていた。
3年前、学費が高いと言う理由で主人が反対した私立高校への進学も
「大学まで行きたいんだ」と言う次男と私とで決めた高校だった。
私立大学の付属高校だったので、大学にも進み易いだろうとの理由で。
お金がない と言い過ぎた私にも反省すべきところはあるが、
頑張る気を失った次男に
私は幻滅した。
もう夏頃から、キラキラした目で夢を語らなくなった次男。
夢を潰してしまった私たち親に全ての責任があると
後悔せずにいられない。
また再度の心変わりを期待している。
今日のワンコとのお散歩は怖かったぁ。
私たちが歩いている前から
一匹の犬がやってきた。
しかも飼い主さんはいなくて
一匹だけでである。
今時、珍しい野良犬かな と私の肩に力が入る。
しかし、首輪をしているではないか。
飼い犬のようだ。
私たちに吠えてくる事もないし、間違いなく飼い犬だと確信した。
ゴールデンやラブラドールほど大きくないが
柴犬よりはずっと大きい。
中型犬より大きく、大型犬よりは小さな犬だった。
我が家のワンコも初めは喜んで近付いて行ったが
執拗なまでに臭いを嗅がれ、自分から離れようとしない犬に
恐怖を感じ出したのか、
吠えると言うよりクンクンと泣いているような態度をしている。
怖がって私の脚にまとわりつく我が家のワンコ。
そのワンコを、まだ追い続ける犬。
知らんぷりして歩き出した私たちに
ずっと付いてくる犬。
私もだんだん怖くなってきた。
最終的に我が家のワンコが怖がっているので抱っこをしたが、
それでもまだ付いてくる。
その時の私の頭の中には
急ぎ足の私の大きなふくらはぎにかぶりついている犬の映像と
泣き叫ぶ私とワンコの声がこだましていた(笑)。
どうしても私たちから離れようとしないその犬に
我々は追いかけられるように家まで帰らされた。
まだ散歩を始めて10分程しか経っていない。
仕方ないので一旦帰ろう。
それからまた、散歩に出直す事となった。
どうしても、仕事が終わって帰宅してからと言うと
7時から8時ぐらいが散歩の時間になってしまう。
今のように真っ暗な道はやっぱり怖いものである。
私たちが歩いている前から
一匹の犬がやってきた。
しかも飼い主さんはいなくて
一匹だけでである。
今時、珍しい野良犬かな と私の肩に力が入る。
しかし、首輪をしているではないか。
飼い犬のようだ。
私たちに吠えてくる事もないし、間違いなく飼い犬だと確信した。
ゴールデンやラブラドールほど大きくないが
柴犬よりはずっと大きい。
中型犬より大きく、大型犬よりは小さな犬だった。
我が家のワンコも初めは喜んで近付いて行ったが
執拗なまでに臭いを嗅がれ、自分から離れようとしない犬に
恐怖を感じ出したのか、
吠えると言うよりクンクンと泣いているような態度をしている。
怖がって私の脚にまとわりつく我が家のワンコ。
そのワンコを、まだ追い続ける犬。
知らんぷりして歩き出した私たちに
ずっと付いてくる犬。
私もだんだん怖くなってきた。
最終的に我が家のワンコが怖がっているので抱っこをしたが、
それでもまだ付いてくる。
その時の私の頭の中には
急ぎ足の私の大きなふくらはぎにかぶりついている犬の映像と
泣き叫ぶ私とワンコの声がこだましていた(笑)。
どうしても私たちから離れようとしないその犬に
我々は追いかけられるように家まで帰らされた。
まだ散歩を始めて10分程しか経っていない。
仕方ないので一旦帰ろう。
それからまた、散歩に出直す事となった。
どうしても、仕事が終わって帰宅してからと言うと
7時から8時ぐらいが散歩の時間になってしまう。
今のように真っ暗な道はやっぱり怖いものである。