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巣立つ直前・・そう長くは一緒に暮らせない息子たちとの、会話中心の日記です。
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[2024/11/23] [PR] (No.)
[2006/10/26] 日ハム優勝! (No.64)
[2006/10/25] 『ただいま』の挨拶 (No.63)
[2006/10/23] 先輩 (No.62)
[2006/10/16] お泊まり (No.61)
[2006/10/11] 結婚記念日 (No.60)
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日本一ですよ。
『信じられな~い』が口癖のヒルマン監督も
今日ばかりは、心底そう叫んだに違いありません。

実は、
阪神時代から新庄選手があまり好きではなかった私。
同郷出身者ではあっても
野球人にはないあの軽さが
どーしても好きにはなれなかったのです。

しかし、北海道に来てからの新庄選手は、
地元人にしか分からない努力と人懐っこさで
球団も北海道のファンも
一つにまとめ上げてくれました。

応援の仕方すら分からなかったファンに
ただただ、野球の楽しさ‥しかも、
生で観る野球の素晴らしさを教えてくれたのです。


私の周りだけでも、日ハムのファンクラブに入ってる人がたくさん居ます。
巨人ファンの固まりだったこの北海道を
ここまで盛り上げてくれた日ハムの選手や札幌ドームの存在は
本当に感謝してもし足りない感じがします。

昨年の高校野球の駒苫の活躍以来
この北海道には活気が出てきたような気がします。

彼等が持ち帰った深紅の大優勝旗は
これからの若い人だけじゃなく
我々みたいな中年層にも影響を与えてくれました。

【努力】や【夢】と言う事を再認識させてくれた素晴らしい出来事。

そんな彼等の頑張りは、
きっと同じ北海道で野球をやってる日ハムの選手やファンの人々に
勇気を与えた事と思います。


今年の夏は甲子園で盛り上げてくれて、
この木枯らし舞う寒い季節になっても
日本シリーズで盛り上げてくれた日ハムと駒苫の選手の皆さんには
本当に心から感謝しています。

私が北海道に来て、もう11年が過ぎました。
しかし、昨年と言い、今年と言い
こんな素晴らしい感動を一緒に味わえた事は
私の一生の宝物となりました。

来年、私はどこの町に住むのか、まだ決まってないけれど、
やっぱり北海道は第2の故郷だと
胸を張って生きていきたい。

【勇気】【夢】【努力】
すべて誰もが簡単に使う言葉だけれど、
その重みを知ってる人間はまだまだ少ないでしょう。

私も死ぬまで、向上心を忘れないで努力して行きたいと思っています。


なのに‥(余談だけれど、)
本格的にダイエット始めて2週間が過ぎたと言うのに
1キロも体重が減ってないって
ど~ゆ~事なんでしょうね。
【努力】が報われないのですぅ‥。
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皆さんは家に帰った時
『ただいま!』
って言ってるだろうか?

ワンコとの毎日のお散歩の中で
アレっ!?と感じている事なのだ。

私は毎日仕事が終わって、
だいたい7時前後ぐらいにお散歩に出掛ける。

住宅街を通るせいか、仕事帰りのお父さん達に良く出くわすのだ。

色々な人がいて
ピンポーンを鳴らし、誰かが鍵を開けてくれるのを待っている人。
そうかと思えば、確かに誰か居るのに
自分で鍵を開け、家に入る人。

様々な環境、現実の中に帰って行くお父さん達だが
まだ誰ひとりとして
『ただいま~』の声を聞いた事がないのだ。

みんな黙って家に入っていく。

これは以前から不思議だったのだが、
何故、こんな簡単な挨拶さえしなくなったんだろう。

これだもの、今の子供達がキチンとした挨拶が出来ないはずである。

『おはよう』『おやすみなさい』
『いただきます』『ごちそうさま』
『行ってきます』『ただいま』
これくらいは家庭内の必要最小限の挨拶と言えるのではなかろうか。

疲れ果ててる世の中のお父さん方、
躾や教育とは、わざわざ教えなくても
我が背中を見せてるだけで良いんじゃないだろうか。

子供は親の言動を、案外細かく見て批判したりしてるもの。
それを忘れずに、我が背中を見せて行こうではないか。


今週の日曜日、
埼玉県に住む先輩が札幌を訪れると言う。
私が18歳で働き始めた時、21歳だった先輩。
とても厳しい人だったので、
後輩たちは皆、彼女を嫌っていた。

でも私は何故か、とても可愛がられてたので
嫌いどころか、大好きな先輩だった。
お互い、子供が出来て仕事を辞めてからも
お付き合いはずっと続き、今に至っているのだ。

その先輩が突然、
『札幌に一人で行くんだけど会えたらいいなぁ』
と弱気なメールをしてきた。
『絶対に会わなきゃダメですよ!』
と強引なメールを出した私は
日曜日、空港に迎えに行き
札幌で夕飯をご一緒させてもらう事になった。

実は彼女、昨年、離婚をしたのだ。
旦那さんもとても良い人で
働いてる時には、彼女を嫌う後輩たちを
羨ましがらせるだけ羨ましがらせた程の
良い男だったのだ。

それが、昨年春、
離婚に際しての相談を受けた時には
我が耳を疑った。

旦那さんは、彼女が1人目を妊娠した頃から暴力的になり、
身重の彼女に殴る蹴るを繰り返していたと言う。
普段は穏やかな人なのに、何かをキッカケに
豹変してしまう彼に恐怖を覚えながらも
いつか必ず、良い父親になってくれるはず と信じて
2人の子供を産んだ彼女。

しかし、事態は更に悪化するばかりで、
子供達にまで手をあげるようになった旦那さん。

彼女は2人目の子供が小学校に入った頃から
子供達が高校を卒業するまではと
ひたすらガマンをし、離婚計画を立てていたらしい。

そして昨年春、晴れて離婚となった訳である。

誰にも言えなかった旦那さんの暴力に
ただひたすらガマンするしかなかった先輩を思うと
涙が出て、止まらなかった。

子供達にも後押しされて、離婚に至ったその経緯は
我々が想像を絶するものだったらしい。

そんな話を泣きながらした2人だから
絶対、今回の再会は果たさなければならないと思った。

札幌で美味しい物を食べさせて、
日頃の労を労ってあげたいと、心から思っている。

ただ心配なのは、何十年と会っていない2人だから
空港に迎えに行っても分かるかどーか。
彼女の方が年上なだけに
その事を異常に心配している。

だけど私は思う。

それが自分の生きてきた証だし、年老いた事を恥じる事はない。
だって私たち、
本当に若い時から一生懸命旦那様に尽くして
子供たちの為に生きてきたんだもの。

自信を持って、会いに来て欲しいし、
会いに行くつもりである。
14日土曜日
次男の彼女がお泊まりに来た。

以前から決まってた事なのだが
向こうのご両親も承知しているらしく
彼女本人も、悪びれた風でもなく
極々当たり前に笑顔で、手土産まで持ってやってきた。

二人でDVDをレンタルしてきて
夜遅くまで見ていたようだった。

あちらの父親は中学校の教師で、母親も良く知ってるが、とてもシッカリしたご両親様なのだ。
しかし、娘のお泊まりは許してしまうのかぁ。
不思議なのだが、
きっとうちの次男の事も娘の事も
信頼してくれてるのだと思う。

次男は良く、向こうの家にお邪魔しているみたいだし、
やはり信用してくれてるのだろう。

受験生のこの二人がお互いに励まし合い、
頑張ってくれる事を祈っている。

進路は全然違う二人だが
自分の思う道を進んでくれたなら
親としてそんな嬉しい事はない。
昨日は24回目の結婚記念日だった。

19歳で結婚した時には、
【ダイヤモンド婚式】を目指そうと主人と約束したものだ。

ご存知だろうか【ダイヤモンド婚式】とは結婚60年の時に祝うもので、
私なら79歳にはその祝賀会を開けるはずなのだ。
8歳年上の主人は、
『頑張って長生きするよ』と言っていたものだ。

しかし、24年とは長いもので、色々な事があった。
【紆余曲折】とは、こんな時に使うものなのだろうが、
そんな4文字では言い表せない程の経験や思いをしてきた。
しかしそれは、決して私だけじゃなく、
主人は勿論、二人の息子たちや、両親たちも
言い尽くせない程の思いを経験してきたに違いない。

私は時に、誰の意見も聞かず、突っ走ってしまう事がある。
それは、後悔したくない一心で、
自分の人生は自分で決めて行く と変にツッパってみたりして‥。

誰にでもある人生の岐路を、私は自分で選んで生きて行きたいのだ。
そして、失敗し傷つき、涙にくれて立ち上がれなくても、
自分しか責める相手がいない事に気付いて
最終的には復活していく‥そんな人生の繰り返し。

だけど、それ以外に私らしく生きる術を知らないから。


単身赴任中の主人からは、結婚記念日に関してのコメントがなかったので
私からメールをしてみた。

前回紹介した あの【鯛焼き】写真を添付して
『めでたい』との件名で結婚記念日おめでとうメールをしてみたのだ。
そして
返ってきたのは

『おめでとう!
みんな元気で頑張って下さい』

この短いコメントだけだった。

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