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巣立つ直前・・そう長くは一緒に暮らせない息子たちとの、会話中心の日記です。
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[2006/11/29] 衝突事故 (No.74)
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[2006/11/27] それぞれの道へエールを‥ (No.72)
[2006/11/25] 推薦入試 (No.71)
[2006/11/15] 1500万円 (No.70)
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今日事故を見た。


銀行の駐車場で、出口に並ぶ車の列。

駐車券を機械に入れると出口のバーが上がる仕組みになっている。

だが、その長い列は一向に動かない。
それどころか、列をなしてる車は増えて行く一方である。


先頭で機械と格闘しているのは、どうやらおじいちゃんが運転している車らしい。

私もさすがにイライラが募ってきた。

だって仕事のお昼休みを利用した公務だったから。
『休み時間が減るじゃないの!』と怒り心頭。

仕舞には『やっぱり運転年齢も上限を決めるべきだわ』などと偉そうに‥。

そうこうしている内に、おじいちゃんは機械との格闘を止め、バックし始めたではないか。

それでもまだバックしたいのか、どうしたいのか、
おじいちゃんは車を下りてきて2台目の車にこう言った。

『もっと下がってくれないかい?』

2台目の車は下がれるだけ下がって、様子を伺っていた。


次の瞬間まさかの出来事。


おじいちゃんはただただバックをしてきて
2台目の車にゴッツン。

『やられたぁ』

なんとなく想像が出来ていただけに、私はショックだった。

お分かりですか?
そう、2台目の車は我が愛車‥運転手は勿論私であった。


ショックの内訳は

①前の車の運転手がおじいちゃんである事を私は知っていた。
②機械と格闘している時に、私は車を下りて助けに行くべきかどうか躊躇していた。
③お年寄りだと分かっていながらイライラを募らせて、おじいちゃんの事を悪く思っていた。
④一度バックしてきた時か、『バックして下さい』と言われた時に
誘導してあげようかどうするべきかと、ここでもまた躊躇してしまった。


ぶつけられたショックもあるのだが、
事前になんの防止策も取らなかった自分の勇気のなさ。

いやはや、情けないばかりである。

幸い、お互いケガもなく車も無事だったので良かったが
やはりお年寄りには親切にしてあげるべきだなぁ と痛感した。

ホントなら、起こらないで済んだかもしれない衝突事故。

また一つ、勉強になった。
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昨夜、友人からメールが届いた。

同じ会社の人が心筋梗塞で先週末に亡くなったと言うものだった。
まだ25歳だった と。
我々みたいなのが40歳過ぎまで生きてるのに‥
とも書いてあった。


確かに早過ぎる!
我が長男は現在23歳だから、あと2年って感じ‥

イヤイヤ、それは勘弁してもらいたい。
まだまだ人生これからじゃないか。

私だって25歳以降だった‥
沢山の人達と知り合いになり【人との縁や、出会いの大切】を教わったのは。


しかし‥
じゃあ、いくつなら良いのか。

我々みたいな40代が明日ポックリ逝っても
周りからは『早過ぎる』と言われるだろうし、
定年前の50代後半でもやはり『早過ぎる』と言うであろう。


自殺が横行してる今、各学校では命についての勉強をしているとテレビから聞こえてきた。

それを聞いた長男は『無駄なのに‥』と冷めた口調で言っていた。

それがどんな意味を含んでいるのかは、聞けなかったが、

やはり23歳の長男はまだ【命の重さ】を分かってはいないようだ。


複雑な思いでいた私にもう一言付け足してきたのは
『だけど、僕は絶対に自殺はしないよ』と言う言葉。


ホッとはしたけれど、自分の命だけじゃなく、
もっと他人様の命の重さにも気配りが出来たなら‥と欲深い母親である。



私達は、今こうして泣いたり笑ったり怒ったり出来る時に
命をみつめ、明日を生き抜かなければならない。

辛くても明日の幸せを信じて‥。

『早過ぎる』と言われても、本人が納得いく生き方をしていれば
きっと周りにも伝わってくるだろうし。

人との出会いを大切にし、自分の生き方を貫き通す強さを持って
笑って生きていく‥それが私の理想である。

私たち家族は転勤族だったせいで
いろんな土地に友達がいる。

年齢層も幅広く、親同士が仲良しだったとか
子供が仲良しだったので、親同士も何となく付き合ってきたとか。


今ちょーど、次男の歳の子達が受験生なので
いろんな所から近況報告が入り
なかなか面白いものである。


昨夜の一本のメールは子供さんの『花園初出場』を報告するものだった。

そう、花園と言えば‥ラグビーである。

小学校低学年、うちの子とその子は、いつも二人で野球遊びをしていた。

そのうち、我が子がサッカーにハマり出したのに、その子ははずっと野球一筋だった。

なかなか一緒に遊ぶ機会がなかった中で、お互い引っ越しをして離れ離れになってしまった。

我が次男は中学に入りバスケットを‥
そしてその子は、サッカーを部活に選び頑張り抜いた。

高校も部活中心で選んだ次男は、やはりバスケットに夢中。

しかし、驚くことにその子が高校の部活に選んだのはラグビーだったのだ。

ご両親はそれはそれは心配されていた。
なにせ小柄の彼がついて行ける訳がないと‥。

この3年間で彼は何度となく
骨を折ったり筋を切ったりで入退院を繰り返したか知れない。
それでも頑張り抜く力が彼にはあったのだ。

そして とうとう念願の花園を勝ち取ったのだ。

昨夜は私まで嬉しくなってメールのやり取りを何度も繰り返した。


今は、学校をあげての資金集めに奔走してるらしい。

ラグビー部の父兄方は物販などをして、資金を集め子供達の為に大変みたいだ。

そこで、私もそこの品物を買うので、資金の一部にしてくれる様申し出たが、
彼女はそれは断ってきた。

だが、こうして縁あってずっと付き合ってきて、
その息子さんがラグビーで天下取りをしようと言うのだ。

それを放ってはいられまい。

なんとか、彼女を口説き落とし、やっと私にも協力の許可が下りた。


本当に嬉しいのだ。
素直に応援したいのだ。


みんな、それぞれの道を歩き始め、いずれは社会へと旅立って行く子供たちに、心からのエールを送りたいのだ。
次男の推薦入試の日取りが決まった。

推薦がつく事がわかったら、
もうバタバタと飛行機やホテルの予約に奔走させられた。


12月12日(火曜日)
東京での試験である。

朝9時からの試験のため
前日から行ってホテルに一泊である。


冬の北海道は天候に依って、飛行機の欠航が相次いだりする。

昨日も、午前中の10時頃までは、雪もなく冬はまだ先の事の様な気がしていた。
なのに、正午には一面の銀世界である。

高速道路の通行止めや、飛行機の欠航を知らせるニュース速報が
幾度となくテレビ画面を流れていた。


フト考えたのは、次男の受験日前後だけは
穏やかな天候であって欲しいと言うことだった。


推薦入試と言っても、全国で30名しか合格しない難関な学部(学科)である。

先生方は学科変更を求めて、合格させようとしたが、
次男の、数年前からの希望は変更出来るはずもなく
当初の予定通りの学部(学科)受験が決まった。


本人の後悔のない様にさせてやりたかった。
【合格】と言う朗報を私も次男も望んではいるが、
まずは、受験することに意義あり!


だから、
穏やかな天候の中、東京に送り出してやりたい。

すべての環境が整った状態で、受験出来る事を祈っている。


この事が決まって、私の気が緩んだのか、
風邪をひいて寝込んでいる情けない母親である。


因みにこの風邪は次男にうつされたものであることを記しておこう。
今日 お客様と雑談中にこんな話を聞いた。

大学受験の男の子がいる と言う私にそのお客様は言った。

『うちの娘も東京の私立大学に行かせたけど、仕送りも含めたら4年間で1500万円かかりましたよ!』

さらに

『うちは娘だから、嫁にやったらそれでパーッでした。』


泣きそうになってる自分がいた。

親の甲斐性なさが原因で大学受験を諦めようとしてる次男。

とにかくギリギリまで考えよう と言った母親の私であるが、
自分の言葉を後悔した。

1500万円なんて到底出せやしない。

どうしたらいいんだろうか。


実は、次男の大学進学は私の夢でもあった。

大学に行く予定だったのだが、就職試験に合格した私は、
そちらの道を選んだのだ。
当時行きたかった所。
そこに次男は行きたがってるのだ。

そう、私が希望してたのと同じ大学の同じ学部。

自分が行けなかった分、次男には思い切りキャンパスライフを満喫してもらいたい。


しかし、それには肝心のお金がない!

どうしたらいいのだろう。


もっと、子供と話し合い、いい方法を探してみよう。


1500万‥
何度聞いても途方に暮れる数字である。
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