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巣立つ直前・・そう長くは一緒に暮らせない息子たちとの、会話中心の日記です。
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最近、長男はブログを始めた。
人に勧められての事だったんだが、
私にも「読んでくれ」と言うので、
1、2回だが読んでみた。

いやぁ、これが、親の口から言うのも何なんだが、
的を得た文章と、ユーモアセンス‥
歌唱力に続いて、また長男に敗北した自分を感じた。

大きく成長したもんだなぁ~と嬉しい反面、
そうやってどんどん越されて行く寂しさ‥
自分の老いや限界を感じて虚しくなる時もある。


そんな矢先の今日、久々に長男のブログを開いた。

目が止まったのはプロフィール欄だった。

【僕は、いつも明るく、案外、人とうまく接して行ける方。
‥と言うより、長い時間かかって、そうなったって感じ。
昔はイジメラレっ子だった。
そこから脱するには、誰とでも話しが出来なければならなかった。
そのお陰で、今はこんなに明るく、誰とでも話が出来、接客業が出来るまでになったのだ】
みたいに書いてあった。

知らなかった‥。

20歳であの子を生み、恥ずかしくない子に育てる為に、
それはそれは厳しく躾をしてきた。

引越ばかりの生活に、母親である私自身の精神の均衡を保つのが本当に精一杯だったから、
あの子の転校での苦しみを感じてあげられなかったみたいだ。


イジメられてた‥


今、こうしてイジメで自殺する子供達が多い中、
良く、我が子は生きていてくれた。
そして、強く生きて行くための知恵を絞り
今まで頑張ってきたんだなぁ と思った。


仕事はしているが、生活面ではまだまだ親のスネをかじってる我が子に
初めて本気で
【ごめんね】と詫びた。

‥と言っても、本人には言ってないのだが。


今、こうしている時間にも 命を絶とうとしている子供達に
こんな親の気持ちを知ってもらいたい。

いくつになっても、我が子は我が子。

守るのは、親である自分たちしかいないと
心からそう思っている。

そう、私がその責任を感じたのは、出産の翌日だったかな。

おっぱいに吸いつく我が子を見て
『この子にはもう、私しかいないんだ』と強く思った。

だから‥
だから‥‥
生きていて欲しい。

我が子も含めて、

強く逞しく、そして賢く、
だけど、慌てずのんびりと、
生きて行ってほしい。
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次男である。

大学受験をしない と言い出した。

行きたい私立の大学があるのだが
親にお金を使わせたくないと言う。


こう書くと なんと親思いの優しい子なんだろう と
思われるだろうが、実際はどーも違うみたいだ。

この時期になって、受験勉強がイヤになってきたな‥

そう感じた私は次男を直撃することにした。

『お金が無いから私立大学なんて行かされない』と言った父親と
『お金がない!』を口癖のように言ってる母親の私。


次男の大学進学を反対していた主人に内緒で
次男をけしかけて大学受験をするように仕向けたのは私。

しかし、反対している主人の事‥
入学金その他の諸費用を出してくれない可能性がある。

それで今年の春から必死に貯金をしていた私は、
確かに『お金がない』を繰り返していた。

もともとお金に無頓着で、欲もなかった私は
それまで『お金がない』なんて、子供の前で言った事がなかったのだ。


次男はそれを真に受けて、大学進学を諦めると言う。


「なぜ大学進学止めるの?」

「家にお金がないから‥」

「確かにお金は余ってるわけではないけど、
大学には行っていいよと言い続けてきたのに‥」

「それなら僕の前でお金がないとか言わないでよ!」


《ホラ今がチャンス‥》

「それだけが理由?
違うんじゃないの?
推薦をつけてもらうには少し点数が足りないからじゃない?」

「‥‥」

《それ見ろ!
答えられないだろう。》

「ここに来て、努力するのがイヤになったんじゃない?」

やっと開いた次男の口から出たのは
「それもある‥」


情けない‥

この子は長男と違って、
しっかりとした夢を持って頑張れる子だと信じていた。


3年前、学費が高いと言う理由で主人が反対した私立高校への進学も
「大学まで行きたいんだ」と言う次男と私とで決めた高校だった。

私立大学の付属高校だったので、大学にも進み易いだろうとの理由で。

お金がない と言い過ぎた私にも反省すべきところはあるが、
頑張る気を失った次男に
私は幻滅した。


もう夏頃から、キラキラした目で夢を語らなくなった次男。

夢を潰してしまった私たち親に全ての責任があると
後悔せずにいられない。

また再度の心変わりを期待している。
今日のワンコとのお散歩は怖かったぁ。

私たちが歩いている前から
一匹の犬がやってきた。

しかも飼い主さんはいなくて
一匹だけでである。

今時、珍しい野良犬かな と私の肩に力が入る。

しかし、首輪をしているではないか。
飼い犬のようだ。


私たちに吠えてくる事もないし、間違いなく飼い犬だと確信した。

ゴールデンやラブラドールほど大きくないが
柴犬よりはずっと大きい。

中型犬より大きく、大型犬よりは小さな犬だった。


我が家のワンコも初めは喜んで近付いて行ったが
執拗なまでに臭いを嗅がれ、自分から離れようとしない犬に
恐怖を感じ出したのか、
吠えると言うよりクンクンと泣いているような態度をしている。


怖がって私の脚にまとわりつく我が家のワンコ。

そのワンコを、まだ追い続ける犬。


知らんぷりして歩き出した私たちに
ずっと付いてくる犬。

私もだんだん怖くなってきた。

最終的に我が家のワンコが怖がっているので抱っこをしたが、
それでもまだ付いてくる。


その時の私の頭の中には

急ぎ足の私の大きなふくらはぎにかぶりついている犬の映像と

泣き叫ぶ私とワンコの声がこだましていた(笑)。


どうしても私たちから離れようとしないその犬に
我々は追いかけられるように家まで帰らされた。

まだ散歩を始めて10分程しか経っていない。

仕方ないので一旦帰ろう。


それからまた、散歩に出直す事となった。

どうしても、仕事が終わって帰宅してからと言うと
7時から8時ぐらいが散歩の時間になってしまう。

今のように真っ暗な道はやっぱり怖いものである。


【履修漏れ】をしていた高校が全国で400校を超えた。

我が家の次男も高校3年生なので、他人事とは思えない。


事件が発覚した時、私は笑いながら次男に聞いた
『世界史の勉強はしてる?』

同じ部屋に居た23歳の長男が先に答えた
『僕はしてないよ』

ハテ‥!?
長男と次男は同じ高校‥ならば‥もしかして‥

遅れて次男が一言
『たぶんしてない』

オイオイ!
勉強したかどうかぐらいハッキリ分かるだろうが‥

それを『たぶん』と答える我が次男。
情けない‥

でもその後に
『先生が「うちは大丈夫だ!」って言ってたよ』と。

うん!?おかしいぞ。
次男は必修科目の【世界史】はやっていない と言ってるのに‥。

もしかして、この後に及んでもまだ
学校側は隠し続けるつもりなのだろうか。

これがもし本当なら、我々保護者は黙っていてはいけない。

これ以上、傷口を広げ、
生徒たちの信頼を裏切るような事はして欲しくない。


そう思っていた2日後‥
我が家の二人の息子たちがお世話になった学校の名前が
新聞に掲載された。

これからどうするのかと不安になる前に
私はホッとした。

正直な学校で本当に良かったぁ。


これから次男たちは卒業までに
補修や何かで未履修科目を補っていくのだろう。

でも、将来その時間があって良かったと
思える日が訪れてくれると信じてる。


駆け足で、単位を消化していくだけの補修で
どれだけ頭に入るかは定かではないが、
こうして大人になって
「もっと勉強しとけば良かった」と思ったのは
私だけじゃないはずである。

少なくとも皆さん一度はそう思った経験がおありではないだろうか。


だから、70時間にも及ぶ【世界史】の補修を
前向きに受けて欲しいと思う。

高校生の子たちにそれを言っても理解してくれないだろうが
我が次男にはそう言って聞かせるつもりである。


今度の日曜日の先輩とのデートがなくなった。
彼女にどうしても外せない用事が出来たらしく
今朝になって断ってきた。

この夏に体調を壊したと言う彼女を思い、
ジンギスカンを食べさせてあげたかったが
なるべく豊富なメニューから選んだ方がいいかな と
あんまり詳しくない札幌の居酒屋さんを探して、
一応行くお店も決めていたのに‥。

しかし、仕方ない事。

またいつか会える日を楽しみにするとしよう。


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